ギフト選びの「豆ちしき」

出産内祝い

[ 贈り物 ]

内祝いとは、もともとは身内や近しい人達に喜びを分かち合うお祝いのことで、赤飯を配ったり、宴会を催したりすることから始まったものです。
現在の出産内祝いは、出産祝いをいただいた方に、そのお礼としてお返しを贈ることが一般的となっています。
昔は、紅白餅や赤飯、カツオ節などを贈ることが多かったのですが、現在では特に決まった品物はありません。日常的に使うものや、いくつあっても困らないものなどがよいでしょう。贈る相手のことを考えた、感謝の気持ちのこもった品物を選びましょう。
なお、地域によっては、風習として出産内祝いの品物が決まっている場合もあるようです。気になる方は、親御さんや地域の方に聞いてみるとよいでしょう。

[ 贈る時期・マナー ]

出産内祝いは、お宮参りの後(生後1か月前後)に贈るのが通例です。遅くとも2か月以内には贈りましょう。
お祝いをいただいたら、速やかに2週間~1か月以内にはお返しするのがマナー。出産後は何かと忙しいものなので、あらかじめ品物を選んでおくとよいでしょう。

[ 贈り物の相場 ]

いただいたお祝いの半額程度の品を贈るのが慣習です。いただいた品物の金額がわからないときや、比較的安価なものをいただいた場合などは、お礼の気持ちとして気軽に贈れるものでよいでしょう。